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日常ときどき夢幻、過ぎ去りし景色の描写


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アノヒノコト

なんだかんだ言って出勤時間の運転中に思想にふけることが多いと思う

昨日大きな地震があったからというわけではなく、12月に入ってすぐの頃、何故かあの日あの時自分があの場にいたらという想像を巡らせたことがあった。

なんの前触れもなく、あまりにも不意に。

多分、死んでた。

そんな結論に至った。

生きている自分が想像できなかった。

恐ろしくなって、想像することをやめた、

でも、それは本当の自分だろうか。

我先に、自分の命惜しさに二階に駆け上がって自分の命を優先していたんじゃなかろうか。

きれいなものに憧れ、正しく有りたいと願い、生きてきたけれど、逃げることと嘘に塗れて本当の自分が見えなくなった。

自分を卑下したり、謙るのは楽なことで、楽な方に何時だって逃げている。

狡猾な皮肉屋。

私はずっと同じ軌道場を周回しているだけの人工衛星



# by sns1481 | 2024-01-02 23:27 | AFTER 3.11 | Comments(0)

枯れた部屋

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# by sns1481 | 2023-12-31 01:00 | a poetaster

phonograms

偶に見ていたデジスタの制作映像

探しても見つからず、消えてしまったのかと

切ないBGMに乗って、世界にあふれいてる文字という文字が

すべて宙に浮いて失われていく

あのショートストーリーの結末のようにその映像が存在したこと自体消えてしまった

phonograms

のない世界で

かすかな記憶を反芻させている



# by sns1481 | 2023-10-21 14:59 | a poetaster | Comments(0)

lime green sight

無に帰すこと

その為に日々をやり過ごしている

己を殺し

仕事に特化するために無駄なメモリや感情を極力排除する

月曜日の昼休み、母からの着信
私はすぐにその時が来たのだと察し、電話にでる

避難所から聞こえてきたあの日と同じ母の声
まるで迷子の子供が親を探しているような声
哀しみと不安の海を前に堤防に立ち今からやってくる別れという波を見ている

65も過ぎた母がその年になるまで、生きていた祖母は齢100歳
一日としてこの世に存在しなかった日のなかった祖母が眼の前で息を引き取った

想像に堪えなかった
もとい想像は及ばす、理解すらできずにいた
ただただ仕事から開放されるそのことしか私の頭にはなかった

脳内CPUのほぼ全てを動員させないとオペレーションをこなせないほどに仕事というものに囚われていた

正直疲れていて人生を畳んでしまいたいほどだが、まだあと20年はフル稼働させなければいけなく、その前にこの命は果てるだろうと踏んでいる

生きねばという使命感も、かろうじて私を人たらしめてくれている存在も、私の私による私の消費には抗えない

回復が追いつかないほどに消耗しているのだ


気が向いたら追記する




# by sns1481 | 2023-08-23 22:39 | AFTER 3.11 | Comments(0)

fall in forest

fall in forest_d0201199_23122491.jpg

光が降り注ぐ

光が影を落とす

静かで何もない部屋に埃が待っているような時間の流れ

光は宇宙と地表の間を目に止まらない速さで行き来するから止まって見える
本当はものすごい速さで動いている

形容し難い

例えようがない

fall in forest_d0201199_23164886.jpg

# by sns1481 | 2023-05-29 23:11 | hakusan | Comments(0)