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日常ときどき夢幻、過ぎ去りし景色の描写


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絵葉書を見てあの時間が私の人生に存在していたことを思い出す

と同時に時間がゆがんで手の届かないほど遠くにあの時間が行ってしまったように錯覚する

秋の入り口より遠い春の入り口

時の回廊にそのまま居残っても私たちは一向にかまわなかったが

周りと現実は時間という概念で私たちを洗い流していった

あなたの欲しがっていた絵本はちょっとだけ入手困難だったので返答待ちになっている

その本をあなたは大切な誰かに渡すかもしれないし読み聞かせるかもしれない

私が好んだ絵画の悲哀をあなたという存在がかき消していた
陽の気は絵画からにじみ出る悲哀さえも光に変えてしまうのだと
過去の私の闇へ返り咲く暇もないほどに

私たちはどれだけ彩を塗り続けただろう

彼のパレットにしていたというキャンバスのように日常に塗り続けた彩は
際限なく変わり続け完成することのない宇宙に限りなく近づいていくのだろう

絵の具がなくなることもあるかもしれないし
筆が固まってしまうこともあるかもしれない

だけど作品はなくならない
いつだって傍にいて感じられる

あなたの肌
あなたの声
あなたの温もり











by sns1481 | 2017-09-01 00:09 | a poetaster | Comments(0)