日常ときどき夢幻、過ぎ去りし景色の描写


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心地よい疲労感

石川県は積雪の影響で交通マヒや休業に見舞われている企業がある。

今回のヤマは今日だったと思う。

私も出勤時間の調整や除雪車の手配などイレギュラーな対応におわれていた。

月曜の朝からずっとしている雪かき。

今日は町内の困ってる家の雪かき手伝って、自宅のつぶれそうなカーポートの雪かきをした。
雪を積み上げると、家を囲う塀の高さまで到達し、塀にまたがるような体勢で雪かきした。

屋根の雪も多かったので、初めてカーポートにも上がった。

初めて上ったカーポートは見通しがよくまずまずな頑丈さだったが風が強く足元はおぼつかない感じでまあまあな危うさだった。
万が一、足を滑らせて落ちても雪のクッションで大事にはいたらなかったと思われるが。

みんな大変だ。

昨日撮った写真を時間があるときにアップしようと思う。















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# by sns1481 | 2018-02-07 19:39 | on | Comments(0)

forecast

寒さで割れた親指のささくれをパテで埋めるようにハンドクリームを塗る前に、
私は水道のレバーをあげて冷えた水で手を洗った。

冷たい水が私は好きだ。

暑い日に氷や冷蔵庫で冷やされた水ではなく、外気で自然と冷たくなった水。
なるべくして冷たくなった水の冷たさののどを通る時の心地よさ。
標高の高い山の頂から湧き出る冷たい水の冷たさ。
その洗練された冷たさは雑念を一切纏わないから私はそれを欲してしまうのだろう。

そんな冷たい水を青い透き通ったコップに注いで飲むときに、コップの底が凍り付いているように見えて、過冷却の水を連想する。

氷になる前の水。

私たちはきっとそんな関係だったのだと思う。

もちろん良い意味で。

ほんの少しのきっかけで氷になる過冷却の水。

一年前の私とあなたのことを私はあまり鮮明に思い出すことができない。

それはそれで尊い時間だったのだけれど、私は今を愛しすぎている。

あの頃、常に終わりを見ていたあなたに対して、私はその瞬をひたむきに積み重ねた。

あの一途な時間があなたと私の今を形成している。

近頃、あなたの声を思い出せなくなる時があるのだけれど、きっとそれはあなたの声に触れた時、嬉しさを増長させる私の機能なのだと思う。

だからあなたと私の時間はいつだって開けたてのコーラのように新鮮なのだと思う。














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# by sns1481 | 2018-01-25 00:35 | a poetaster | Comments(0)

Impatience

休みが長いのに思うように物事の運ばない日常に焦燥が募る。
家事をこなした日はそれを言い訳に本来すべきことができなかったことへの叱責をせず、自分をごまかす。

私の生活にあなたがいないと私はメリハリのない時間を過ごしてしまうということに気づいた。

あなたと過ごす時間が原動力なのだと。

2年目が終わって3年目に入る。

自分がなるべき虚像や到達すべき場所は正直見えていない。

石や木を彫り続ける事で形を成していく像のように、私にはまだまだ身を削る時間が必要なようだ。

ここにやり場のない感情をつらつらと書き連ねていることで気分が晴れることはないが、
いつかここを見返したときに私はここが通過点だったことを少し先から振り返ることができるだろう。

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# by sns1481 | 2018-01-07 15:56 | off | Comments(0)

お礼参り

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しばらくこれなかった場所に年内最後の日に来ることができたのは幸運だった。

光を集めることはできなかったけれど2017年の感謝を祈ることができた。

願いはなくて、静かな祈りだけがあった。

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# by sns1481 | 2018-01-01 15:38 | hakusan | Comments(0)

by your side

2017年は願いの叶う年だった。

目をつぶればいつも私の左側にあなたを感じることができるようになった。

重ねた時間が五感を越えた見えない力を私に与えたのだと思う。

心と心を繰り続ける日々で、私たちが歩いた道をそれる日が来たとしても、
繰った糸を手繰ればきっとその道に戻ることができる。

そんな風になりたくてあなたと手をつなぎ続けた甲斐があったとそう思える。

時間は私に味方してくれる。

次の年も、その次の年もあなたの笑顔が隣にありますように。



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# by sns1481 | 2017-12-31 12:25 | a poetaster | Comments(0)

Baby if ...

泣いたりしなくていいよ

私の帰る場所はあなたの腕の中だけだから

どうしても泣きたい時は私の胸の中で隠れるようにひっそりと
微笑むように泣いてよね

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# by sns1481 | 2017-11-21 23:53 | a poetaster | Comments(0)

私を受け入れて来た数々の容れ物についての回想8.02

内見もせず、金額と部屋の壁紙の色で決めた部屋だった。

春の、まだ肌寒い日で、私は引っ越し屋さんのかご車に乗りきらなかった荷物の
半分をヴィッツに積んで、その部屋を訪れた。

長野から鬼無里と白馬を抜け、糸魚川から金沢まで。
荷物を降ろして、一息つくと陽は傾きかけていたが、睡魔に負けてフローリングに寝転んだ。

目が覚めると夜になっていて、一つ前の容れ物に戻る必要のあった私は夜通し長野へとトンボ帰りをし、積みきれなかった荷物を積んで、8つ目の容れ物に戻った。

初めて住む、縁もゆかりもないその街は、コンパクトな街の集合体でとても住みやすく、
私を離れがたくした。

その街はのらりくらりとさすらってきた私の旅の終着点と言えた。

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# by sns1481 | 2017-11-18 01:09 | iremono | Comments(0)

オリオンの見つけ方

心が覚えてる

記憶を失くしたとしても
思考が果てたとしても

そんな風に思えた


あなたと積み上げた時間を紐解いたとき
心が温度を取り戻していくのを感じて
つい先ほどまであなたが私の腕の中でやすらいでいたときの体温を思い出す

愛しい人を腕の中に抱きしめているとき
私はその場所を世界の果てだと思う

これ以上もうどこにも行くことができないから

それは先に進めないということではなく
ここに居続けたい
ここ以上に居心地のよい場所がないという意味でのこの世の果て

オリオンの見つけ方忘れてしまったからまた今度教えてほしい
私の瞳の下じゃなく、冬の澄んだ夜空に浮かぶオリオンを





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# by sns1481 | 2017-11-18 00:59 | a poetaster | Comments(0)

私を受け入れて来た数々の容れ物についての回想8.01

何かを決断するときはいつも時の流れが私に寄り添っていた。
まるで渡り鳥が飛来するかのようにその瞬間は私のもとに降り立ち、私を次の場所へと連れ去っていった。

地デジ化の波が収束し、私という中継ぎ的な立ち居地の人間は役目を終えようとしていた。
一つのサイクルが終わり、くすぶっていた私に次の容れ物への家移りを決心させたのはさまざまな要因だった。

それは震災と復興の兆しであったり、テレビを売っていたときに良くしてくれた人たちの存在だったり、
数の多過ぎるトンネルのせいであったりした。
生活を合理的にするには善光寺参りという私のルーティーンにピリオドを打つ必要があった。

次の引越しも割りとスムーズであったが、積み切れない荷物は鬼無里のおじさんの家に一時預かりいただき、
長野と石川を二往復する必要があった。
あの無数のトンネルをくぐる日々とお別れして程なく、私は白髪の男とギャラの交渉をし、
それまでの日々より多忙な生活に身を投じていった。

淡い夢を諦め、独身貴族然を気取った生活は神々しいほどに希望に満ちた始まりだった。
緑色の壁に、川の流れる音の聞こえる部屋。
今の私を私たらしめた生活の始まりだった。





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# by sns1481 | 2017-11-03 23:57 | iremono | Comments(0)

6years rayter

6年目の日は静かな昼下がりをあなたと二人で過ごしたことを思い出した。

壁を一つ隔てた部屋で。

その時間には一緒に黙祷をささげた。

あの日あなたは私に一つの課題を投げかけた。

楷書の歌を考えてと。

私は 「静」 という字を思い浮かべた。

私の偲ぶ静御前からヒントを得て、彼の人を歌った詩を。

私の歌を一つ返事で採用してくれたあなたに私は感謝しているし、
それを一つの作品として魂をこめてくれていることにも感謝している。

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# by sns1481 | 2017-11-03 23:42 | AFTER 3.11 | Comments(0)

寝言は寝て言え

久々にがんばった。

がんばれたのはひとえに明日があるから。

文句があるならやることやってから言って欲しい。

という遠まわしのメッセージ。

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# by sns1481 | 2017-10-21 02:11 | リーダー不在 | Comments(0)

Call my name

一年前の私はいまの私を想像なんて出来ない

一年前のあなたも今のあなたを想像なんて出来ない

日常にあなたがいてくれる事の幸せを
愛が在ることの幸せを

私は今だけを生きている
今はきっと未来になる

愛に感謝

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# by sns1481 | 2017-10-18 23:49 | a poetaster | Comments(0)

Ensemble

秋は心が細くなる。

肌が寒さを感じるときにあわせて心もすぼむのだ。

眠りに就くとき、朝目覚めるときに私の傍らには必ずと言っていいほどあなたへの愛しさが置いてある。

私はその愛しさを肺胞に目一杯吸い込んで身体中に浸透させる。

あなたは私を夢の中でも想うという。

そんなはずないのだけれど、そんなこと言ってくれるのが嬉しい。

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# by sns1481 | 2017-10-16 08:04 | a poetaster | Comments(0)

水中花

清流に揺れる梅花藻のように

闇夜に白いコスモスが浮き立っていた

もうすぐオリオンの季節が廻って来る

私がしてあげられることは少ないし
もとい何もしてあげられないのかもしれない

ひとつ深呼吸をして自分を客観視したときに
川底の石を磨く自分を思い出せたら
きっとその時からベクトルは幸せに向かっていく

力まないことを私はあなたから学んだから
厳しいときも肩の力をそっと抜いて自らを
高いところから見下ろしてみて

本当のあなたはきっととても素敵な人だから

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# by sns1481 | 2017-09-21 23:42 | a poetaster | Comments(0)

On the other side

私は川の向こう岸を歩くあなたを日がな見ていた

いつからか見ているだけでは満たされなくなった私は

あなたとの対話とふれあいを求めた

想いが募る程に川幅の広がりを感じたけれど

時が来て、狭くなった川幅の対岸のあなたを私は引き寄せた

私の胸にしっくりはまったあなたはまるで

生れたときに引きちぎられた私の体の一部みたいに

見事に私の凹凸を均した

もうきっとあなたは向こう岸に戻ることはない

一人になんてしないから戻らなくていいんだ

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# by sns1481 | 2017-09-18 13:44 | a poetaster | Comments(0)

fall asleep

anata

arigato

aishiteru

青い炎はきっと赤い炎より温度が高い

あなたの手をとった時から私は決めていた

二人は生まれた時から決まっていた

特別な日が日常になって

習慣になって、そのうちなくてはならなくなる

触れたらほっとするあなたの背中

これからも日常は続いていく

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# by sns1481 | 2017-09-15 00:35 | a poetaster | Comments(0)

おやすみ

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今 美しいものを見つめると 心の荷が下りる(心が軽くなる)

言葉では到底形容しきれない感情

私は雨に濡れたあなたをそのまま抱きしめたいと思った

あなたの止まっていた時間のゼンマイは私が回す

あなたの見たことのない景色は私がたくさん見せてあげる

疲れていても一緒に歩いてくれること

隣にいてくれると安心すること

遠くにあなたの声を残して私は泥の中で眠る

慈愛に満ちた感謝を抱いて





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# by sns1481 | 2017-09-11 00:02 | a poetaster | Comments(0)

the difference

あなたが作ってくれたご飯を二人で食べる

あなたに触れる

至上の幸せは感謝の連鎖を呼ぶ

あなたが欲しいといっていた本は
あなたの欲しがった本だけは美術館に置いていなかった

物事に意味なんてないのだけれど
美術館にあの絵本がなかったから出会えた人がいて
その人に感謝を抱けて
優しさのシャボン玉に包まれたような気持で
いつの間にかうたた寝をしてしまい
目が覚めて眠たげなあなたの顔をみれて
嬉しいと愛おしいがないまぜになって

円周率みたいに日常がずっと続いていけばいいなと思って

心に思い浮かべたこと

口にしたことのほとんどが叶えられたのだから

これからも大丈夫
私たちは大丈夫

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# by sns1481 | 2017-09-05 23:57 | a poetaster | Comments(0)

空 秋色

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季節の変わり目はある朝突然感じられる
8月の末、起き掛けに乾いた空気
ほんの少しひんやりとしたおと


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回廊は時間と季節で表情が違う

今日もお礼を言ってきた

ありがとう

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# by sns1481 | 2017-09-03 17:21 | hakusan | Comments(0)

私を受け入れて来た数々の容れ物についての回想7.88

長い旅から帰った私はしばらく放心ぎみだった

長いこと友のペースに合わせていたことのストレスから解放されると思いきや、
その後数日間の共同生活を申し出られて断ることもできず・・・

数日後、穂高の駅へ送っていき別れた

しばらくニートをして小指のスピカが消える頃、働かないと生きていけないということに気づき
仕事を探した

経験値と年齢に根拠のない自信を持っていた私だったが、現実は甘くないということを
思い知らされた

私は私の可能性を否定し単純作業で生計を立てるという今思えば安易な選択をして
それなりに自由で幸せな日々を暮らしていた

いつもリスクは傍にあってじり貧で労働の対価として賃金を得て生きていくということは
サバイバルだということを痛感させられた時間だった

仕事をいくつか掛け持ちして生計が安定し始めるころ私は車用の空清機を購入した

須坂の展示場へ行く朝、意気揚々と空清機を車にセットしたことは覚えている

そんな些末なことを忘れられないのは、あの日静かな泥のような地層のうごめきが
黒くて冷たい波を連れてきたから

私は遠くからただ、つながることのない電話をかけ続ける事しかできなかった

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# by sns1481 | 2017-09-02 23:36 | iremono | Comments(0)

heart to heart

降るときは降る

溶けるときは溶ける

積もるときは積もる

あなたは時々、私の心の甘皮をむく

正直痛い

ただそれは誤解とか思い過ごしのことが多い

傷つかずにはいられない私の心をあなたは絆す

難解な問いは細かく分解すればいい

諦めや担保を言葉にするのをやめて

希望を唱え続ければいいそしたらきっと光が見える
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# by sns1481 | 2017-09-02 23:01 | a poetaster | Comments(0)

naked

絵葉書を見てあの時間が私の人生に存在していたことを思い出す

と同時に時間がゆがんで手の届かないほど遠くにあの時間が行ってしまったように錯覚する

秋の入り口より遠い春の入り口

時の回廊にそのまま居残っても私たちは一向にかまわなかったが

周りと現実は時間という概念で私たちを洗い流していった

あなたの欲しがっていた絵本はちょっとだけ入手困難だったので返答待ちになっている

その本をあなたは大切な誰かに渡すかもしれないし読み聞かせるかもしれない

私が好んだ絵画の悲哀をあなたという存在がかき消していた
陽の気は絵画からにじみ出る悲哀さえも光に変えてしまうのだと
過去の私の闇へ返り咲く暇もないほどに

私たちはどれだけ彩を塗り続けただろう

彼のパレットにしていたというキャンバスのように日常に塗り続けた彩は
際限なく変わり続け完成することのない宇宙に限りなく近づいていくのだろう

絵の具がなくなることもあるかもしれないし
筆が固まってしまうこともあるかもしれない

だけど作品はなくならない
いつだって傍にいて感じられる

あなたの肌
あなたの声
あなたの温もり











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# by sns1481 | 2017-09-01 00:09 | a poetaster | Comments(0)

その愛は喪失感を伴わない

悦びのあとにはいつも喪失感があった。

隙間が埋まり、渇いた大地が潤い、鉄が熱を帯びたあとに来る空白。

其処には必ずと言っていいほど、表裏感情が存在していた。

それは独占欲を満たす手段であったり、私にとっては感謝の体現でもあった。
それは時に紐を強く結ぶ事に似ていた。
ほどけかかった蝶々結びを強く結び直すように。

あの日、あなたの左手から伝わってきた何とも形容し難い安心感と一体感のそれは確認作業だった。
まるで答えあわせのようで、一つ一つ解答が正しいことを確めた。

答えあわせが終わって私は言葉を無くした。
無くしたと言うよりも、私は言葉を持ち得なかった。

遠回りして時間をかけて到達した丘から見下ろした景色は私の目にしたどんな景色よりも美しかった。





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# by sns1481 | 2017-08-27 04:34 | a story | Comments(0)

孤軍奮闘 獅子奮迅

この会社にはリーダーがいない。

それはわかりきったことだった。
言うなら無法地帯。
法の整備は急務であるが専門家は不在。
偽物たちの集団でしかない我々に陣頭指揮をとれる人間はいなかった。

私の願うところは法整備だったが、次から次へと繰り出される波状攻撃から
会社を守るのに精いっぱいで着手はできない。

変革は痛みを伴う。
己の力量を過大評価はできない。
でも自らの虚像を大きくする必要がある。
だから重い荷物を持ち自らを追い込む。
いつもそう。
持たなくていい荷物ばかり持つ。
いい加減しんどい。

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# by sns1481 | 2017-08-22 23:06 | リーダー不在 | Comments(0)

another day

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今だけ見続けていれば、今は未来になる
遠くを見つめることも大事だし、足もとだけ見ていたら遠くからくる危険を察知できない。
でも、足元さえ見ていればそこから落ちることはない。
誰に何を言われようと私は私を否定しない
自分の信じることを正しいと信じる
起こっていない災厄を憂うほど人生に時間はない
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いつかあなたの人生を紐解いたとき、思い出してくれたらうれしい
愛されていたということを
あなたのどんな表情も愛しいと言っている人がいたことを
親指相撲で負けてあげない大人げない人がいたことを
あなたの声からにじみ出ている優しさを余すことなく受け取っている人がいたことを
なんかもうありがとうしか出てこなくて
ありがとう







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# by sns1481 | 2017-08-21 00:38 | a poetaster | Comments(0)

a temperament

まるでろうそくの炎のようにゆらめくんだな

一瞬少し強めの風が吹いたら消えてしまう儚さをはらみ

静かに立ち上る煙を見ているしかできない私

もう一度ろうそくに火を灯したい

ちょっとした同調のずれはすぐに補正したい

苦しくなる前に

わかってる

時折苦しくなること

だからできるだけ忘れさせてあげたい

そういう鬱陶しさは除湿機とか秋の空みたいにカラッとしてあげたい

じめじめしててもいいことはないし

心が晴れないと鼓笛隊はやってこない

どこかでスイッチを切り替えるしかない

いまこの時は私はあなたの街になることはできない

いつかを確約してあげることもできない

でもあなたを世界で一番必要としているって事実だけはあげられる

左手の温もりもあげられる

切り取られた今をあげられる

おはようとおやすみも




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# by sns1481 | 2017-08-17 23:30 | life | Comments(0)

Beam of strings

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今日は半島まで足を伸ばしたものの、大きな鹿に遭遇できなかった。
でも、静寂を貫く一筋の光は鹿に会えなかったモヤモヤを撃ち抜いて、私の心を満たしてくれた。

聖者の行進のエンディングみたいな空間で夜風に吹かれたとき、不意に大人になったなと実感した。
いつも子供ポジションだったから、初めての感覚だったけど、妙にしっくりきて戸惑いはなかった。

一人で遠くに行けるようになっても、お酒を飲めるようになっても、湧いて来なかった感覚を夜風が連れてきた。

僕は相変わらずふざけた男で、父の遺伝子を感じずにはいられず、そんな余裕が嬉しかった。




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# by sns1481 | 2017-08-15 23:07 | season | Comments(0)

Count the sin

私は罪を数える

向日葵が笑うとき

遠くの星を見つめるとき

咎なら甘んじてこの身に受ける
私は他の誰でもないあなたを幸せにしたい

考えないわけでも、見ないわけでもない

絶妙な調律で均衡を保つ

そのために静かな心を持つ

あなたの瞳を覗くとき、私は罪から自由になる


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# by sns1481 | 2017-08-14 00:02 | a poetaster | Comments(0)

アナタガコトバヲクレルトキ

離したくない

渡したくない

いとおしい

全てそこに集約されていく

あなたが言葉をくれる時

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# by sns1481 | 2017-08-06 21:19 | a poetaster | Comments(0)

フタリノセカイ

刹那にだけ至高の時がある

もっと欲しい

もう少しでいい

そんな感情が絶えずある世界

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# by sns1481 | 2017-07-30 22:07 | a poetaster | Comments(0)